起動 -> ドライバの追加

ubuntu インストール CD を取り出して再起動すると,今度は rEFIt メニューにハードディスクを抱いた(^^;)ペンギンが表示されていると思いますので,それを選択して ubuntu を起動します。

起動すると,最初に grub の選択メニューが表示されると思います。選択するものとしてはデフォルト(一番上のもの)でよいのですが,このまま起動するとハングアップしてしまいますので,オプションを指定します。
  1. デフォルトのメニューが選択されている状態で,Ctrl+E を押す。
  2. 起動内容の編集画面が表示されますので,カーネル起動オプションを次のように編集します。
    1. “nolog” と “splash” を削除
    2. 代わりに “nomodeset noacpi reboot=acpi” を追加
  3. Ctrl+X を押してブート実行
これでめでたく,ubuntu ログイン画面が表示されると思います。インストール時に指定したユーザID を使用してログインしてください。なお,ここで指定したオプション変更は一時的なものですので,毎回同じ指定が可能となるように,ファイル “/boot/grub/grub.conf” を編集しておくとよいと思います。

さて,この状態で一応操作はできますが,まだデバイスドライバがロードされていないものがありますので,まずはそれを設定することにします。

まず起動時点では,無線LANデバイスが立ち上がっていません。設定のためには,ドライバをダウンロードする必要があります。さいわいなことに LAN(ethernet) デバイスは有効ですので,こちらを設定して Internet に接続します。私は手近に LAN 直結できるデバイスがなかったため,ノートPCをブリッジ使用して接続しました。

ネット接続が確保できたら,“System” -> “Hardware Driver” メニューを操作して,必要なドライバをダウンロードします。ハードウェア検査はシステムが自動的に行ってくれます。以下の2つのデバイスが検出されると思います。
  • 無線LAN (Broadcom STA wireless driver と表示されます)
  • NVIDIA グラフィックドライバ
2つともアクティベートしてやれば,必要なデバイスドライバがロードされます。再起動してドライバを有効にした後,無線 LAN を設定します。グラフィックドライバも有効になりますので,適当な設定を行ってください。

ドライバ設定後も一部,無効なデバイスが存在します。まずサウンドドライバについて,以下のような設定で MacBook Pro 5.5 として設定することで有効になります。

sudo echo 'options snd-hda-intel model=mbp55' >> /etc/modprobe.d/alsa-base.conf

bluetooth も無効なようですが,手元に接続する機器がないため設定していません。

以降は普通の ubuntu ですので,必要な設定をすればOKと思います。なお,ここまでの作業には ubuntu サイトで公開されている資料,中でも次のものが参考になりましたので,紹介しておきます。
それでは,ubuntu on MacMini を楽しんでください!




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